ビュエルバ魔石鉱

シスさんの実況Part13。

縁あってバルフレアとフランはヴァンとバッシュと再度合流。ビュエルバまでさらわれたヴァンの彼女パンネロを助けに行く。

20:40~。一行はパンネロが捕らわれたルース魔石鉱に向かう。ラモンと名乗るラーサーが声をかけてくる。

ラーサー「魔石鉱へ行かれるんですね。僕も同行させてください。奥で用事があるのです。」
バッシュ「どういう用事だ?」
ラーサー「ではあなたがたの用事は?」
バッシュ「・・・」
バルフレア「いいだろう。ついて来な。」
ヴァン「えっ・・?!」
ラーサー「助かります。」
バルフレア「俺たちの目の届くところにいろよ。そのほうが面倒がはぶける。」
ラーサー「おたがいに。」

シスさんの仰る通り、そしてヴァンが「えっ?!」と驚いた通り、面倒を嫌うバルフレアが即OK出したのは謎。
私も最初少し驚いた。ただラーサーの切り返しは見事。自分の用事を聞かれてバッシュたちの用事を逆に聞き返す。
バッシュたちが用事を言わない以上、ラモンも用事を言わなくていい。
ラーサーの切り返しが見事なのに感心してバルフレアはOKを出したのかもしれん。

「俺たちの目の届くところにいろよ。そのほうが面倒がはぶける。」も面倒を嫌うバルフレアらしい言葉。
ラーサーを子ども扱いして「目の届くところにいろよ」と言う。
ラーサーは「おたがいに」の一言で子ども扱いを婉曲に拒否して対等にもっていく。実にラーサーらしい。

シスさんの実況part14。

1:05~。帝国のジャッジギースとビュエルバの侯爵オンドール公が現れる。

ギース「念のために伺うが純度の高い魔石は本国ではなく━」
オンドール公「全て秘密裏にヴェイン様のもとへ」
ギース「貴殿とは馬が合うようですな」

帝国本国つまりグラミス皇帝ではなくその子息のヴェインのほうに良質な魔石を送っているとオンドール公が言っている。
本国や皇帝よりヴェインを重視しているというわけだ。ギースが「ヴェイン」という名前を出す前に、オンドール公がヴェインの名前を出している。
ギースの「馬が合う」というのは「よく分かっているじゃないか。」という意味。
ヴェインが事実上帝国のトップになりつつあるから。ギースもヴェイン派だろうな。

ギース「貴殿とは馬が合うようですな」
オンドール公「それは結構ですが、手綱をつけられるつもりはございませんな。」
ギース「ならば鞭をお望みか?」

この辺の会話も面白い。「馬が合う」から馬つながりで「手綱」「鞭」の言葉が出てくる。この辺の面白さも解説しづらいかな。

17:14~。パンネロは解放された。ヴァンたちはパンネロの誘拐犯たちのから逃走。魔石鉱出口でラーサーはジャッジギースと合流する。

ギース「また供のものをつけずに出歩かれたようですな。」
ギース「ひとりで魔石鉱から出てまいりまして。よからぬ連中の仲間ではないかと。」
パンネロ「わたしはさらわれて━。」
ラーサー「ひとりで出てくるのが疑わしいのなら私も同罪でしょうか。」
ラーサー「ジャッジギース。あなたの忠告に従い、これからは供を連れていくことにしましょう。」
ギース「困ったものですな。」

パンネロがジャッジギースに捕まっている。
ラーサーは「ひとりで出てくるのが疑わしいのなら私も同罪でしょうか。」とギース自身の言葉を用いて反論しパンネロをかばっている。
さらに「あなたの忠告に従い、これからは供を連れていくことにしましょう。」と言ってパンネロを連れて屋敷にかえる。
ジャッジギースの言葉を用いてジャッジギースに反論する。
自分の言葉を用いて相手に反論されたら再反論しにくい。
ギースも「困ったものですな。」としか言えない。

放っておくとパンネロはギースに尋問されてしまうからラーサーはパンネロを連れていくという判断になった。

続きはアーシェ救出をご覧ください。

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