盗みと脱出

ラバナスタは帝国が占拠し帝国の統治が始まる。
王宮も帝国に占拠される。
ヴァンは「ラバナスタの物をラバナスタに取り返す」という彼なりの大義のもと王宮に忍び込んでお宝を盗みに入る。

シスさん実況part5。

20:30からヴァンが宝物庫に侵入。
ヴァンが「女神の魔石」を手に入れた直後、同じく盗賊のバルフレアとフランと鉢合わせる。

21:31からの会話が面白い。

フラン「ぼうや、お渡しなさい」
ヴァン「なんでだよ。これはおれの獲物だ!」
バルフレア「おまえから奪えばオレのだな。」

ヴァンの主張はヴァンの女神の魔石に対する所有権の根拠は「オレが盗ったから」ということ。
もしそうならバルフレアがヴァンから「盗った」ならば魔石はバルフレアの物になる。
これがバルフレアの主張。

相手の言葉を使って本質をついた一言でヴァンの主張を切り崩す。
自分の言った言葉を使って相手から反論されたら再反論しにくい。
バルフレアの主張は非常に上手い。実際ヴァンも反論できていない。

21;49で一瞬外の騒ぎがあった瞬間ヴァンは逃走に成功。
逃げ足が速い。

バルフレア「逃げられたよ。」
フラン「つれない女神ね。」
バルフレア「落しがいがあるさ。」

魔石を女神に譬える二人の会話は面白い。
ゲーム全体を通してバルフレアの言葉はよく練られている。
これつくるの結構大変だったんじゃないかと思う。

シスさんの実況part6。

0:30~。式典の開催の油断をついて地下にもぐったアーシェたちラバナスタ解放軍が帝国の総督ヴェインを襲う。
ヴェインはあらかじめその動きを読んでおり解放軍をたたく。

ヴァンはバルフレアたちに捕まり、地下水路を歩いて脱出。

19:18~からアマリアと名乗るアーシェ王女が帝国に襲われている。
アーシェはヴェイン襲撃に失敗して逃走中。

19:46~の会話。

帝国兵士「仲間がいたぞ!」
フラン「今日は仲間が増える日ね」
バルフレア「面倒が、だろ?」

このフランとバルフレアの会話も面白い。
この面白さは解説しづらい。

22:00~の会話。

バルフレア「勇ましいねえ。反乱軍ってのは。」
アーシェ「解放軍です。」

ここも面白い。「反乱軍」は大義に対して反乱しているという意味がある。逆賊的な。
それに対して「解放軍」は大義を持つ存在。
ただの言葉上の話では片付けられない。それでアーシェはこだわっている。

続きは脱獄をご覧ください。

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