オープニング

分かりにくいと言われるFF12のストーリーを解説していく。
確かに分かりにくい。私も最初プレイした時はチンプンカンプンだった。
何度かプレイすると「あ、これこういう意味だったか!」と分かるようになる。
今回はストーリーを網羅するというより、面白いところをピックアップして解説する感じ。

実況は色んな人がしてますが、シスさんの実況がいい感じなのでシスさんの実況をお借りして、そこにコメントしていく感じで解説していきます。

シスさん実況Part1。

1:09~8:06。印象的なオープニング。

1:46の鐘の音からかわいいモーグリたちの行進。華やかな結婚式のパレード。
二つの小国ナブラディアとダルマスカがアルケイディア帝国に対抗するための政略結婚。
ナブラディア王子ラスラとダルマスカ王女アーシェの結婚式。
2:03のアーシェの穏やかな幸せそうな表情が印象的。

2:27~で神父の言葉と「ファーラム」という祈りの言葉が印象的。

3:00~その直後にアルケイディア帝国がナブラディアに侵攻。
4:12~ラスラ出陣。見守るアーシェ。そしてラスラ戦死。

7:23~ラスラの葬式。神父の言葉と「ファーラム」という祈りの言葉。
2:27~と同じ言葉を発しているのに前半と後半の明暗の対比がくっきりと分かれる印象的なシーン。
同じ言葉を発しているがゆえにその対比が鮮明に浮かび上がる。

7:48~戦争で死んだ兵士たちの死体を喰らうカラスたち。
死体を食べるシーンはコンプライアンス的に映していないが暗示されている。
1:46~の結婚式のモーグリたちの行進との対比が鮮明。

明るく華やかな結婚式で始まり、つらく陰鬱な葬式で終わる光と影の対比が強い印象を残すオープニング。
つい何度も見てしまう。

シスさん実況Part2。

7:04~レックスはバッシュとともにダルマスカ王を守ろうと王宮へ急ぐ。
しかし王宮では王は死んでおり下手人は何と当のバッシュ。
初めてみた時は衝撃だった。

しかし後で明らかになるが下手人はバッシュの双子の弟ガブラス。帝国に仕えている。
バッシュは犯人に仕立て上げられる。
レックスは目撃者に仕立て上げられる。要は帝国の芝居だ。

10:48にアーシェは自殺したとオンドール公は発表するが、これも帝国の嘘情報。
アーシェは生きており帝国に抵抗を続ける。

いづれにしてもアーシェ王女は結婚直後に夫を帝国に殺され、父王も殺され、国は亡びる。全てを失う。幸福の絶頂から不幸のどん底へといっきょにたたき落される。それはアーシェが無力だったから。
「力さえあれば国を救える。」と思いアーシェはその後、力に飢えていく。
前の動画では穏やかな幸せそうなアーシェだったが、その後は苦しみに耐え自分の無力に悩み力を求めて別人のようになってしまう。
もっともアーシェが力を求めるのは権力欲に捉われたからではない。
国を復興するため。同情の余地は十分にある。

アーシェが力を求めるというのも今後の大きなストーリーの要素になっていく。

11:25~のヴァンが表面上は主人公。彼はレックスの弟。ここから本編は始まっていく。

続きは盗みと脱出をご覧ください。

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