天陽の繭

シスさんの実況Part59。

8:40~。一行は天陽の繭にたどり着く。
10:40~。そこにアーシェの真意を確かめるためにヴェインとラーサーから派遣されていたガブラスが登場。
そしてアーシェの復讐心をあおる。
レダス「掴むべきは復讐や絶望を越えたその先にあるものだ。」
レダス「俺やお前のように縛られた人間には手の届かない代物だ。」
絶望と復讐に生きるガブラスには「その先にあるもの」には手が届かない。
そしてアーシェは復讐を取らず天陽の繭を砕くことを決意する。

ガブラスがアーシェに執拗に復讐心をあおるのはアーシェもバッシュもガブラスと同類と思いたいため。
ガブラスは復讐と絶望の中で生きてきた。
正しい希望を持ち続けるアーシェとバッシュを自分と同じ道に誘い込みたいから。

シスさんの実況Part60。

守るべきものを守れなかった人間は絶望するという。希望を失う。
私は苦悩はあるが完全な絶望まではしたことないので「そういうものなのか」としか思わず、深い実感はない。
しかしそういう話はよく聞く。

ガブラスはその絶望した人間のひとり。
バッシュとガブラスは双子の兄弟。ランディス王国の出身。
ランディスは帝国に滅ぼされる。ガブラスは祖国を守れず絶望する。
バッシュもランディスを守れず、さらにダルマスカに仕えダルマスカも守れない。
さらにダルマスカ王ラミナス王を殺した犯人に仕立て上げられ名誉まで失う。
ガブラスからしたらバッシュも自分と同じように絶望しなければならない。
それでバッシュとアーシェを自分の道に引きずり込みたい。

1:51~。
ガブラス「いいかバッシュ。王を殺した俺を討っても貴様の名誉が戻ると思うな。」
明らかにバッシュを絶望させようとしている。
ガブラス「故郷と家族を捨てたあの時、貴様は永久に消せん罪を犯したのだ!」
バッシュ「そうだ。俺の罪は消えん。罪を背負った命なら、未来への希望を守る捨て石で構わん!」
ガブラス「来るがいい、偽善者ども。きれいごとを並べようとしょせん貴様らも俺の同類!血に飢えた復讐者だ!」

バッシュの言葉からわかるように「未来への希望を守る捨て石」になることでギリギリ希望を持ち続け、 絶望していないのが伝わってくる。

「しょせん貴様らも俺の同類」というガブラスの言葉から彼がバッシュとアーシェを自分の同類にしたいのが分かる。

3:08~。
シドが登場する。
シド「止めんか。見苦しいわ。貴様には失望した。」
シド「貴様はラーサー殿の信頼を裏切った。」

確かにガブラスはラーサーに託されてアーシェの真意を確かめに行ったのに、勝手にアーシェの復讐心をあおった。
ラーサーの信頼を裏切ったのだ。

4:06~。
シド「オキューリアは人間を飼いならす餌として力を授ける。その誘惑をよくぞ拒んだ。」
これはアーシェが破魔石を手に入れない決意をしたことを言っている。
シド「やつらの石に背を向けて初めて人間は歴史を動かす自由を勝ち取るのだ。」

アーシェがオキューリアから石を授かったらアーシェはオキューリアに依存しオキューリアよりも下の地位になる。
人間が神々より下になる。
神々の言うことを聞かねばならず自由を失う。
「歴史を人間の手に取り戻す」というシドの主義からするとそれは良くない。

4:36~。
結局シドはアーシェをオキューリアに会わせるためにギルヴェガンに向かわせた。
そしてアーシェを先導にして天陽の繭まで案内させたのだ。
そして天陽の繭に蓄えられたミスト、エネルギーを戦艦バハムートに吸収させることで膨大なエネルギーを手にして人間が神々から独立するのを達成する。
最初からそれが目的だった。

そしてレダスが自分の命と引き換えに天陽の繭を砕く。

続きは力の戦いと正義の戦いをご覧ください。

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