旅行で撮った写真をいくつか掲載します。 と言っても10年以上前の写真です。その頃は旅行に行くときはカメラを携帯していました。 現在は旅行に行くときは写真は撮りません。せっかく風景に感動しているときに、「どの角度から撮ろうか・・」と考えるのが、 邪念のような気がしてきたからです。明らかに感動を邪魔します。 ・・・よく考えたら、感動が一息ついてから構図を考えればいいのか・・。
■韓国の旅行から
↓陶山書院という李氏朝鮮時代の儒者の研究施設に行きました。
建物も自然も日本と韓国は似ているようで少し違う。似てる感じと違う感じ。少し不思議な感覚を味わえるのが韓国旅行の楽しみのひとつです。
↓は河回村(ハフェマウル)だったと思います。
韓国に行くとき困るのが言葉です。 ホテルでは英語は通じるときもありますが、市場とかタクシーとかバスに乗るときではまず通じない。 町中の看板やバスの時刻表、レストランのメニュー全てハングル。 しかたないのでハングルの読み方だけ覚えました。しかし全く話せない・・。 読み方だけでも覚えておけば、レストランでも注文はできるし、タクシーで行き先を言えるし、道にも迷わない。 漢字文化圏だから漢字を使ってくれればいいのにと思います。
■中国の旅行から
↓蘇州の風景。蘇州は運河の町です。昔の風景が残っています。
↓黄山の風景。美しい景色で非常に感銘を受けました。11月だったと思いますが、寒い・・。 山の上に売店がありますが、売店の商品を下界から運ぶ人たちとすれ違いました。 重い荷物を抱えて険しい山を初老の男性たちが一歩一歩登って運んでいきます。 「我飢了・・」「腹が減った」と私に話しかけてきました。 あんまりなので、食べかけでしたがパンを手渡しました。 重労働なのに食べ物も十分な支給がないのか、と労働基準法の大切さがよくわかりました。 美しい景色とは対照的な現状でした。
↓黄山市の旧市街。中国の旧市街は雰囲気があります。
↓中国の昔からある村です。外国人が訪れるには許可が必要でした。 訪れる直前に『地球の歩き方』を読んで気づきました。 「やば・・!」 ダメもとで訪れると、係の人が私が許可を取ってないと気づき、若干ただならぬ雰囲気に。 早速本部に通報していました。最終的には「いいよ、いいよ。」と言われ、 無事観光できました。
■バリ島の旅行から
↓バリ島はウブドという町に行きました。 深夜に空港に到着。タクシーでホテルへ。真っ暗闇で景色は全く見えない。就寝。 そして朝起きて部屋を出てみると、そこは一面南国。花が咲きみだれ、鳥が鳴き、フルーツの匂いがする。 いきなり別世界に瞬間移動した気分になりました。
バリのホテルで現地人らしい人に日本語で話しかけられました。 日本語が非常に上手だったので「上手ですね。」と褒めると「だって日本人だもん。」と返されました。 現地に完全に同化した日本人が世界のあちこちにいます。 海外が好きな日本人と嫌いな日本人両方いますよね。かなり両極端な気がします。 日本人は海外の文化を取り入れるのがうまいという評価もありますが、 鎖国の影響か海外嫌いという評価もあるでしょう。 どっちが本当の日本人かよくわかりません。
ウブドには昔の美しい建物がたくさんあります。 ↓はホテルとして利用されています。
↓バリの伝統舞踊。衝撃!!ヨーロッパの絵画の巨匠も感動したというバリの舞踊。 バリ旅行で一番感動しました。
↓バリのジャングル。『地球の歩き方』おすすめの通り、 ジャングルを通る細い道を歩くジャングルツアーをしてみました。 鬱蒼としたジャングル。異様な迫力がありけっこう圧迫感ありました。 日本は自然と調和すると言います。 西洋は人間が自然を支配すると言います。 バリは自然が人間を支配しているのではないかと思うくらい迫力がありました。
↓パリの田んぼ。稲刈りをしていたので「10月だから稲刈りの時期か・・・」と思っていると、 後ろではなんと田植えをしている!!現地の人いわく田植えも稲刈りもいつしてもいいんだそうだ。 「季節がない・・!」佐賀の田んぼの中で生まれ育った私は田んぼとともに季節を感じてきました。 その常識を打ち砕くバリの田んぼでした。
■ウズベキスタンの旅行から
ウズベキスタン。中央アジアの国で、旧ソ連の国です。 空港でまず感じたのは「暗い・・」。日本に比べ電気をほとんど使いません。 空港も街も夜は非常に暗い。最小限の明かりしかありません。 そして全身真っ黒い服を着こんだ背の高い強面のロシア人がたくさん・・。 最初は違和感が非常にありました。 しかし帰る頃には、その暗い雰囲気が妙に落ち着くというか非常に心地よくなっていました。 ↓はヒヴァと言う町の旧市街です。 出来かけで放置された塔。
ウズベキスタンは美しい国です。国によってその美しさの趣は全く違います。 ↓はブハラと言う町の旧市街。
↓はサマルカンドの青の広場。
↓イスラムの青は非常に美しいです。
↓ティムールの墓。深い青。
↓サマルカンドの少年たち。肌は白く、眼は黒く、ほりが深い。 サマルカンドは美人も多いです。言葉は通じません。ウズベク語は全く分からない・・・。 向こうが気を使ってロシア語で話しかけてくれますが、やはりわからない・・。 ガイドブックには「ウズベク語が分からなくても、ちゃんとロシア語で話しかけてくれるから安心!」 と書いてありますが、全く安心じゃない(笑)!! ホテルと交通手段は日本で予約してから行きました。
↓牛の放牧。遊牧民がいます。ロバで荷物を運んだりします。 遊牧民の文化の上にイスラム文化が流入し、さらにその後にソ連の文化が積み重なっている国です。
↓車での移動。地平線のかなたまで続く砂漠・・。ここで置いていかれたら・・(笑)。
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■上部に掲載の画像は山下清「ほたる」。